第5回藤岡南地域会議報告

フジ色ボランティアwithまさか みつぎ

2011年07月29日 14:24

昨日7/28(木)は豊田市内の足助地域会議と藤岡南地域会議が行われることになっていて不幸にもまったく同時間に開催されるので私は近場の藤岡南地域会議を傍聴してきました。



議事内容は藤岡地域会議と同様来年度の地域提言事業についてでした。
この藤岡南地域会議は今年度新設の会議ですが昨年度まで藤岡地域会として行ってきた事業は継続することになっておりました。
①災害時の自助・共助向上事業(新規)
②安全で快適な歩行空間づくり事業
③ふじのあるまちづくり事業
④健康づくり事業
⑤犯罪に強い地域づくり事業(藤岡地域会議では来年度廃止)
でした。


②~④は藤岡地域会議とまったく同じなので私のそのブログを参考にしてください。
①ですが…
 1.災害時要援護者マップ作成支援
 2.土砂災害危険箇所マップの周知
 3.年齢階層別防災講座及び訓練
 4.避難所運営ゲーム(HAG)
 5.避難所案内看板の設置
 6.47災害を振り返るシンポジウム
 7.災害時行動チャートの作成・配布
でした。
また⑤は、この藤岡南地区は犯罪発生率が高く特に盗難が多く発生している地域性もあり
 1.青色パトロール車運用支援
 2.赤色回転灯・防犯活動強化地区PR看板の設置
 3.防災意識と組織づくりのための啓発
でした。

実はこの①と⑤は平成19年度に私が地域会議委員なった当時も検討されたのですが①は実効性がはっきりしない⑤は誰が事業を行うのかで区長会の理解が難しいなどの意見が大半で事業化できなかった内容になっていました。当時の委員と地域で抱える問題が今のようになっていなかったのかと諦めていたのでなんだか事業化される可能性があることを知り正直ショックでした。

私はふじおか防災クラブでも活動を行っており昨年度まではわくわく事業参加団体として地域会議に補助金の申請も行っており今年度こそ藤岡社協に補助金を求めわくわく事業には参加していなかったのですがそういった活動が認められていたこと、数年前に私が地域会議に提案し事業化できなかった案件が今度は実際の事業を行う立場で参加できるかもしれないことなど、ショックといってもいい意味の方が多く嬉しくおもい会議を傍聴しておりました。



議事はほかに藤岡地域会議でもあったように視察研修につても検討が行われ防災関係で活発なところに研修に行けないかや世代間格差が大きく問題視されているのでそういった活動が盛んなところはないかなどの意見があり藤岡地域会議も浜松市に決定したことなどが報告されその「浜松市」でそういった活動を研究できる機会を設けれるように調整すると確認され藤岡地域会議と一緒に浜松市に視察に行くことが確認されていました。



さて、会議を傍聴した感想ですがずいぶん大人しく感じました。それは火曜の藤岡地域会議とはかなり違い議事の進行がスムースだっと感じたからだと思います。
でも参加者は全員で空席の多い藤岡地域会議のそれとは違い関心の高さは感じました。
藤岡地域会議は山間部・南地域会議は新興住宅地が多いなど地域特性がかなり違うので提言事業もやっぱり違ってくると感じました。



会議の最後に支所長が賛辞を述べられてその中に熱心な議論への謝辞がありました。もちろん藤岡地域会議のときもありましたが空席のない会議は正直それだけでも羨ましく感じました。





ところで先の記事にも記載しましたがこの南地域会議でも区長会との懇談会が行われることが報告されていました。提言事業を実際展開するのには区長会の理解が肝心になります。
でも参加費は区長会は補助があるのですが地域会議側はホスト側で参加費も全額個人負担です。まぁ支所の職員がどうなっているのかも考えるとお金のことを口にし辛いのですが地域会議とはそんな会議なのです。
だから私は日ごろ感じていることで行政に期待することをなんの抵抗もなく発言できています。しがらみがないから自由な発言ができます。それがすぐに期待通りにならなくてもこうやって機会が巡ってくることもあります。



先に消化試合と書きましたが実はその消化具合で次年度に大きな影響をもたらすこともあるのです。あと少しの任期をそういった意味で見守っていきたいと感じました。
昨日南地域会議会長からメール頂きました。
現在南地域会議では予算獲得に向けて検討中でフジオカ防災クラブにも来年度は協力をお願いしますとありました。
コミニティーも地域も自助・共助・公助か重要です。藤岡地区はこの共助が不足気味だと感じています。どうやって地域の方をその気にさせるのか、南地域会議に期待しています。
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