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2011年12月04日

豊田市民総合防災演習in下山地区

今日平成23年12月4日(日)は豊田市民総合防災演習in下山地区が行われ参加してきました。
もちろんふじおか防災クラブ及び豊田市災害ボランティアコーディネーターとしてです。
下山地区の方々が7時過ぎには避難訓練を兼ねて各家庭から徒歩で会場まで歩いてくることから始まっていたのですが、総合演習としては鈴木公平市長が開会のあいさつを行い始まりました。
豊田市民総合防災演習in下山地区
また写真にあるように沢山の中学生が参加し訓練が行われました。
こういった訓練を通じて地元でボランティア活動している方々と中学生が世代間格差を少しでもかいしょうで出来たらいいなっていつも参加しながら感じています。
また市長は3,11の大震災に触れあってはならない自然現象が今年は複数発生し行政としても住民サービスの見直しを強く感じた年だったことなどをいっていました。

ところで防災演習に何で参加したかというと、ボランティアセンターの立ち上げ訓練のためです。
豊田市民総合防災演習in下山地区
開会式の前に集まったコーディネーターに本日の計画についてNPO愛知ネット理事の高桑さんがもうコーディネーターになっている方へ説明を行ってる様子です。
次は今年の養成講座に参加している方々への説明です。
豊田市民総合防災演習in下山地区
今回は例年通り養成講座受講生が中心となってボラセンの運営を体験しコーディネーターはサポートを行うことなどを説明していました。
写真は風が強くふいたときに丁度高桑さんが顔をそむけてしまった瞬間ですね。

私もブログにあるように今回の大震災後数回被災地に行きボランティア活動をコーディネーターとして行ってきましたが高桑さんはボラセンのスタッフとして数十日にわたり石巻に行っていたようでその時の経験談を交えてボラセンの機能の説明と重要性を述べていました。
また豊田市での災害ボランティアコーディネータの日ごろの役割についても触れ日常にいかに非常時の想定ができるかがカギだと云っていました。

さて、開会式が終わるとさっそく地元のボランティア役が集まってきていよいよボランティアセンターが活気付く時間になってきました。
養成講座受講中のコーディネーターが自分の担当での役割がどれだけ理解できているのかがこの日の活動ではっきりするのでいつも緊張する時間帯です。
豊田市民総合防災演習in下山地区
説明を行う高桑さんの声も大きくなっているのが分かるかと。
豊田市民総合防災演習in下山地区
でいよいよ受講生による事前オリエンテーションが始まりました。
この事前オリのさばき方でそのボラセンでのボランティアさんの活動意欲が大きく左右されるので担当した受講生はかなり面食らったかと思います。
豊田市民総合防災演習in下山地区
一応ボランティアさんが名前を記入することから始まるのですがこれまた来た方をいっぺんに記入するスペースがないのでそういった限られた場所にどのように対応するのかもコーディネーターは考えながらこの事前オリを行わなければならず本当に難しいセクションなのです。
次はボランティア受付です。
豊田市民総合防災演習in下山地区
ここも書いてもらうことが中心になるのですが、いかにボランティアさんをイライラさせないで上手にやる気を維持するかがキーになってきます。
また次はボランティア保険の受付です。
豊田市民総合防災演習in下山地区
ここは大体社協の職員が担当するのである意味プロが行うセクションになりやっぱり書くことが中心になります。
ここまでくるとボランティアさんがある程度流れが出来てくるのでかなりスムースに流れていきます。

で、次は2番目に重要な活動紹介です。
豊田市民総合防災演習in下山地区
ここではやっとボランティアさんが自分で活動選びを行い自分がどんな活動をするのかが大体はっきりしてくるのです。
でもここでもやっぱりニーズとボランティアさんとのマッチングが上手く合わないことが多いのでそれをコーディネーターが活動の変更をお願いするなどをし出来るだけスムースに人を次に回すように心がける必要があるのです。

マッチングが終わるとあとは送り出しです。
豊田市民総合防災演習in下山地区
ここまで来たらあとは確認と念押しになるのでいかにボランティアさんを上手に送り出すかがカギです。


一通り活動を終えて反省会です。
豊田市民総合防災演習in下山地区
各セクションでどんなことに気づきどのようにすれば次回はもっとよくなるのかなどをみんなで話し合っていました。
特に今年度の受講生の方々は初めての経験で人の流れをどうやればスムースにできるのか宿題を各自持ったかと思います。

今年は震災や豪雨とかなり災害が多い年でした。でも今回の参加者に聞いたところボランティアに行った経験者は0でした。
私もよく感じるのですが、被災地に近いとボランティア意識が高いのですが離れると意識も経験も少なくなっていると思います。
日常時にいかに非常時を想定できるのか?またそういったことを災害ボランティアコーディネーターとしてどのように想定を手助けできるのか…。
今後も勉強したいと思い今回の防災演習の感想とします。



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Posted by フジ色ボランティアwithまさか みつぎ at 22:30│Comments(0)ふじおか防災クラブ(FBC)
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